ジョン・B・ニューブロー(John B. Newbrough)著:ジェホヴィの天使大使
OAHSPE 1882年版)
本書は過去24,000年間の地球における上天1と下天2が支配する神聖なる歴史である。ここには宇宙の起源,惑星の創造,人間の創造,不可視の世界3,精霊界4における男神女神の尽力と栄光が記されており,コスモン時代の33年目5に綴られた,ジェホヴィが現代の人間に対して授けた新しい戒律と,第2の復活6からの啓示である。
OAHSPE出版協会 ニューヨークおよびロンドン(1882) コスモン紀 34年
編者の序文(The Editor’s Preface)
ある人が1冊の本を手に取って,
「『主はこう仰せになった』と書いてあるから,これを信じなければならない」
と言う者がいたら,私たちはその人のことを哀れむべきではないでしょうか?
その人は人間が知識を得る自由を理解しているのでしょうか?
人間の生命と運命についての知識を与えてくれる本は,どんな本でも良い本です。
ジェホヴィの性格,人柄,そしてその御手から生み出された創造物の奇跡と栄光を解き明かす本は,どんな本でも良い本です。
本が私たちの知らないことに関する情報を与えてくれるならば,その情報が真実であることを証明する方法も与えてくれるはずです。この本はその点を網羅しています。
人間が『布告』や『断言』を受け入れなくても良い日が来たのです。
人間は,権威が単なる『1人の神』としてではなく,証明可能な事実としての妥当な根拠,または実証的な証拠を欲しているのです。
人間崇拝の時代は終わったのです。読者はもはや誰かが書いたという理由だけでその本を良いだとか,偉大な本だと受け入れる必要はないのです。その本には独自の価値がなければならず,そうでなければすぐに消滅してしまうでしょう。
ある人が「私はジェホヴィの声を聞いた」と言った時,その言葉に価値はありません。
その人が「私はジェホヴィの声を聞き,こう言っていました。『他人があなたにしてほしいと思うことを,あなたはその人にしてあげなさい』」と言う時,その言葉は価値を持ちます。
その人が権威を振りかざしても,この時代では何の役にも立ちません。ジェホヴィが「そうなすべき」と仰せになった言葉だけが,『価値』に関する唯一の判断材料となるのです。そして全ての人間はそれに対して判断する権利があります。人間に『叡智』と『真実』を認識させるのは,全ての人間の中にある『ジェホヴィの光』なのではないでしょうか?
もしそうであるならば,人間が表現するあらゆる真実,叡智はジェホヴィの表現となります。
もしもジェホヴィの署名の入った本が空から降って来たとしても,人間はそれだけでその本を受け入れることはないでしょう。
そもそも,この本がどう書かれたのかを何故言わなければならないのでしょうか?
それは誰の自慢にもならず,先達も生みません。
これは古い制度や宗教を破壊するものではありません。この時代に適当した新しい制度や宗教を明らかにするものなのです。
ニューヨーク 1882年
脚注(訳者)
- 上天(HIGHER HEAVENS):霊的な生命体(霊魂,精神体,天使等)が居住する『天界(HEAVENS)と呼ばれる世界』の中で,高位の霊体が居住する場所。 ↩︎
- 下天(LOWER HEAVENS):地球上で起居していた人間の実体(肉体)が生命活動を終えた(死亡した)時,肉体に宿っていた霊魂が昇天する場所。『天界』の中でも低位の霊体(霊魂)が住まう場所。 ↩︎
- 不可視の世界(THE UNSEEN WORLDS):目に見える世界(実体界)とは別に,存在する「目に見えない世界」のこと。現世の人間に宿っている霊魂は「不可視の世界」の住人である。人間の心(精神)や大気(酸素や水素等)などもその世界に帰属する。 ↩︎
- 精霊界(THE ETHEREAN HEAVENS):不可視の世界のうち,実体界(:目に見える世界)が干渉できない世界。尚,実体界が干渉できる世界は大気界(Atmospherea)と呼ばれる。一例を挙げれば,酸素や水素といった空気などである。 ↩︎
- コスモン時代とは,霊体と実体が融合した時代を指す。1849年がコスモン元年となる。 ↩︎
- 死後の世界(霊魂が昇天する場所,下天)から現世に転生すること。尚,第1の復活とは,現世の人間が死亡し,霊魂として下天に昇天することを指す。 ↩︎
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