CorporとEsの世界を日本語に翻訳した場合,どう訳せば適切か?
コーポ(Corpor)は,オアスペでは『実体』の世界です。それとは反対にエス(Es)は『不可視』の世界です。しかしエスの世界をそのまま『不可視世界』と訳すのは,日本語としてのニュアンスとしてしっくりきません。
そこでエスの世界の日本語訳として適切な単語を考える上で,アトモスフェリア(atmospherea)とエーテリア(etherea)があります。アトモスフェリアは日本語で『大気』であり,実体世界からも観測できる世界です。例えば蒸気は目に見えませんが,物質として観測可能です。
悩ましいのはエーテリアです。エーテリアは実体界に干渉できますが,実体界からは観測できない関係にあります。例えば,オアスペの世界では,人間には霊魂(spirit)が宿っており,死後,霊魂はエーテリアの世界に召喚されます。(第1の復活)
霊魂はエーテリアの世界で勤務に励んだ後,実体世界に戻ることができます。(第2の復活)
実体世界に戻らず,そのままエスの世界に昇格することもあります。(第3の復活)
霊魂には精神体(soul)があります。精神体は,日本語では『心』や『精神』と訳した方が文章の流れ的に自然な場合もあるので,soulは『精神体』『精神』『心』といった単語が適切に思います。
問題なのは霊魂(spirit)です。オアスペでは,spiritとsoulは同一の存在として扱っていることもあれば,時には別物として扱われることがあるからです。
天使は,精神体を持った霊魂です。精神体を持たない『殻の霊魂』は天使ではありません。
「水は海であるとは言えないが,海は水であるとは言える。天使は霊魂であると言えるが,霊魂が天使かと言われると違う」(OAHSPE-0『用語集』spirits項)
この通りだと思います。
エーテリアの世界とは天使が住まう世界であるため,『精霊界』と訳した方が相応しい気がします。そして精霊界と大気の両方の世界をエスの世界とするならば,エスの世界は『霊界』と訳すのが相応しい気がします。
またエーテ(ethe)は『霊気』の訳が相応しい気がします。
日本語訳についてはもう少し検討していきたいと思います。
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