【OAHSPE考察2】ヤスナ第32章(1節-16節)

12節

その名声によって人々を最良の行動から引き離します。
マズダーは,喜びの声をあげて牛の生命を破壊するものどもに悪い言葉を語りました。
彼らとともに裕福なカラパン僧はアシャよりも活力のある支配とドルジの方を選択しました。

『アヴェスタ』ヤスナ第32章 12節
引用:『原典完訳アヴェスタ ゾロアスター教の聖典』訳:野田恵剛 国書刊行会

この節では,アカ・マニユ(悪意)を退散させようとして,アフラマズダは彼らを罵ったが効果はなく,裕福なカラパン僧はドルジ(闇の霊魂)の方を選んでしまったという主旨が記されています。

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