【OAHSPE-格言】人間は自分の無力を知った時,他人に優しくなれる

【解説】

紀元前22,000年頃,パン大陸の水没の時代に地球の神となったアフは,創造主ジェホヴィからいくつかの助言を賜っていました。今回はそのうちの一つから引用しています。

実体界の人間は「実体」以上のことはできない,という制約が課されています。これは霊界(精神世界)の人間が自由に実体界に干渉アクセスできることを思えば,十分すぎる制約だと考えます。
同様に,実体人コーポリアンが死後昇天し下天(霊界)に入界しても,この状態は変わらないとここでは言っています。
その理由は,人間は無力であれば他者に依存せざるを得ず,その依存を通して他人に協力を仰がなければ生きていけないことを学ぶためです。そして創造主はそこで得た「学び」より,今度は自分より劣る者に対して協力の手を差し伸べていき,こうして「光と闇が一つになることを理解」してほしいというのが創造主が期待することです。

結局,人間は自分の無力を知らなければ他人に優しくできない生き物なのかもしれません。
裏を返せば,自分の無力を知ることが肝心なのかもしれません。

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