【OAHSPE-格言】善行は日々の食事

【解説】

神アションが地球救済の任に当たった時,地球に跋扈するドルジやドルク人に対して語った言葉より引用しています。
日本には「可愛い子には旅をさせよ」という諺がありますが,それは「子供の時から苦労させて成人した時に正義を教えた方が良い」という部分にも通じる所があります。
人間は善行を積み重ねていくことで精神的に成長していきます。悪行を積み重ねて精神面で成長する者はいません。
善行の積み重ねは『日々の食事パン』のようなものだと神アションは言っています。しかも食事がなければ人間は無力とも言っています。
例えば全く善行に励まない人がいたとします。その人は精神面での成長はありません。自己の欲望に耽り,他人から盗み,他人を騙したり害したりして生活していたとします。ここで考えなければならないのは,仮にその人が誰かに助けを求めたい状況になった時,手を差し伸べてくれる人がどれだけいるか,ということです。
今まで散々他人に迷惑を掛けてきて,自分が困った時に,つまり都合の良い時に誰かに協力を仰いでも助けてくれる人は稀です。
このような状況に陥っているのは,日頃からの善行の積み重ね,つまり『善行の貯金』がないからです。

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