【OAHSPE-格言】善行は日々の食事

神アションの言葉「食料を与えなければ,賢明な神は人間が無力」という部分は,「日頃から善行を積み重ねていかないと,人とのつながりをくし無力になる」という風に解釈できると思います。
そして善行の積み重ねが『善行の貯金』となり,自分が窮地に陥った時の保険にもなります。
但し「悪事に加担」しても善行にはなりません。例えば,友人が困っていて「助けてくれ」と言われた時,同情心から手を差し伸べたとします。ところがその友人が困っていたのが「悪事の片棒を担いでくれる人」だったとします。この場合,同情心から手を差し伸べたものの,結果的には悪事に加担しています。

これは善行と言えるのかどうかです。その判断基準が「正義」か否かだと思います。その判断基準と照らし合わせてみれば,これは結果的に「正義」に反した行動なので善行ではありません。そのため,優しさは常に「正義」の上になければならないのだと思います。そうならないため,冒頭の「子供の時から苦労させて成人した時に正義を教えた方が良い」があります。これは情に流されて悪事に加担させないための教えなのです。


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