【OAHSPE-格言】恥について

【解説】

神フラガパッティの時代,北グアタマの神ヤトンテは自領に蔓延る数多くの霊魂を導こうと苦闘します。神ヤトンテは何度も霊魂たちに服を着せようとしますが,霊魂たちはすぐに服を脱ぎ捨てて裸になってしまいます。
ここで取り上げた名言は,神ヤトンテが創造主ジェホヴィから賜った助言になります。
ここでの「服を着る」とは,実体コーポ的な服ではなく,スピリチュアル的な「服」になります。「服」を着ていない状態とは,本能のままに生きている状態なのだと考えます。例えば「我儘」に生きた場合,そのせいで被害をこうむる人が出てきます。それを「後ろめたい」と思う気持ちを抱くことが「恥」なのだと思います。
その「恥」に気付いた時,それを隠そうとするのか,それとも「恥を恥と思わない」でいるのかがここでは問われています。


「恥を恥と思わない」者は,霊的な「裸」の状態になります。これは本能のままに生きている状態であり,野蛮人と何ら変わりません。
こういった人々を更生するには,「恥を知る」ことから始めなさいとここでは説いています。

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