【解説】
地球に最初の神セタンテスが君臨してから,現在はちょうど10万年が経過した頃だと思います。
地球の最初の神セタンテスから16周期を経て,闇落ちした人間が蔓延るワガ大陸(パン大陸)が水没し,神アフを始めとする上天の神々が救済措置を施した時代,地球の下天の主神が語ったのがOAHSPEの第10書「主神の第1の書」になります。
本書で主神が最初に語ったのが,次の言葉です。
「平和と忍耐が全人類にありますように」
平和は分かりますが,「忍耐」という言葉がその次に出ているのが違和感を覚えた点です。これではまるで,現世は辛いことが多いので「忍耐」が必要と言っているようなものだからです。
この現世で自由を謳歌している人など稀です。しかし,逆に言えばそれが当たり前であり,だからこそ耐え忍ばなければならないのだと主神は言っています。
不自由だから自由を得るために戦うのではなく,その環境を耐え忍ぶのは,自分の霊魂を成長させるためだと思います。
我慢すれば,精神力が鍛えられます。どうしても我慢できない場合は,その状況を改善しようとして知恵を巡らします。逃げるという選択肢も必要だと思います。

物欲を我慢しなければならない時もあります。理不尽や思い通りにならないことへの怒りを堪えなければならない時もあります。
恐らく,我慢した分だけ,人は成長するのではないかと思います。
主神の「忍耐」という言葉の背景には,全人類の成長があるのだと思います。
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