【OAHSPE-格言】正義はその功績の大小ではなく，正義を貫くこと自体に価値がある

【解説】

神フラガパッティの時代，北グアタマを統治した主上神ヤトンテは，次々と偉大な功績を立てていくフラガパッティに対して，北グアタマの統治に四苦八苦しながらも，漸ようやく安定化に向けて舵を切った状況でした。そのためフラガパッティが北グアタマに視察に訪れた際，ヤトンテはフラガパッティに対して「自分には誇るべき功績がない」と言いました。
ここで引用しているのは，その先の部分になります。
要約すれば，『正義とはその功績の大小に関わらず，遂行すること自体に価値がある』ということになります。

例えば「金がないから正義を遂行できない」という人がいたとします。
これは正しいのか間違っているのかと言えば，間違いだと言うことは分かると思います。
では何故間違いなのかと言うと，お金がなくても，実行可能な範囲で正義は遂行できるからです。
正義とは，置かれた環境で行える内容が異なるものであり，重要なのは遂行したか否かということになります。

「一日一善」という諺がありますが，小さなことでも善いと思うことを少しずつでもこつこつと行っていくことが大切なのだと思いました。