いかなる者も自分の法で死後を束縛してはならない。
しかし統治者や司祭長が作った法に関して言えば,来世に対しても責任を負わなければなりません。なぜならもしも司祭や統治者が闇の法を作ってしまったならば,精神世界で彼らに弁明しなければならないからです。
司祭長である統治者は死ぬ前に全ての法を無効にすることができ,その場合,後継者は新たな法を作ることができます。なぜならいかなる者も自分の法で死後を束縛してはならないからであり,一度そうしたならば,彼は復位して自分が宣言したことを撤廃してはならないものとします。
OAHSPE-23『神の第1の書』6章-4,5
しかし統治者や司祭長が作った法に関して言えば,彼が町を統治し,その人生で人々を支配した間,彼は現世だけでなく,来世に対しても責任を負わなければなりません。なぜならもしも司祭や統治者が闇の法を作ってしまったならば,人々はその法で暮らさなければならず,その精神は彼の不実のせいで来世も闇の中に捉われてしまい,彼は現世で行ったことに対して,精神世界で彼らに弁明しなければならないからです。
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