【OAHSPE-格言】独り立ちについて

【解説】

庇護される立場からの脱却,これが「独り立ち」になります。独り立ちを成し遂げると,それまでの拘束された生活から,自分自身の判断で生きていくことが可能になります。
神クペンタ・アミジはそこには「期待と自惚れ」が付きまとい,闇落ちもありうると言っています。
それでも一人前の大人として成長するには独り立ちは避けては通れない道であるため,神クペンタ・アミジは下天の神々に対しても「手綱を緩め」るように指示しています。
独り立ちは見守る側であっても,突き放す勇気が必要になります。こういったことも含めて「独り立ち」は行われていくのだと思います。

特に突き放した『見守る側』が後始末と手本となること,教育だけだと言っています。それ以上の保護はここでは言っていません。
過保護は「独り立ち」には悪影響しか及ぼさないということなのでしょう。神々の場合,突き放した結果,闇落ちする人間が多くなり,それが地獄や群れを生み出し,自分たちの手間を増やすことなのは十分知っているはずです。それでも人間の成長のために甘受しているのです。そのことに感謝しないといけないのだと思います。

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