【OAHSPE-格言】理想を実現した者の末路について

【解説】

今回引用した部分では,「成長に終わりはない」というのが大前提にあります。
「自分の理想の高みに到達した者」というのは成長の限界を自分で見切ってしまった者を指します。その者は努力することを止めてしまうため,「地獄の絶壁」にいると神フラガパッティは言いました。
自分が成長の限界にまで到達したと思う者は,その領域に到達しない者を見下す(さげすむ)傾向にあります。しかし全ての人間は創造主の一部であり,人間を蔑むということは創造主を蔑むことに同じで,それは創造主に仕える全ての人々を蔑むことになります。

謙虚になるというのは,自分が偉いと勘違いしないための『いましめ』だと思います。職業上,上の階級というのは実体コーポ界に存在し,階級が上の人は下位の階級の人々から敬われる立場にあります。その地位にある人は相応の功績や経験(または世襲)を積んているからその地位にいるのだと思われますが,だからといって驕り高ぶって威張り散らしたり,弱者をいじめたり,経験不足や未熟者をさげすんだりするのは人間に敬意を示せない人であり,それは人間を創造してくださった創造主に対する敬意を逸した行為です。そういうことをする人は,創造主を敬う人々に対して同様の行為をふるっていることになります。



創造主を敬う人々の中には,大天使や神様がいます。奢った振舞いは,そういった方々に刃を向けることにも繋がります。当然ながらそういった振舞いをして,神々の恩恵が得られるわけもなく,その先に待っているのは芳かんばしくない未来です。
自分が破滅しないためにも,「謙虚」にならないといけないのだと思います。
常に前を向いて成長しようとするためにも,「謙虚」にならないといけないのだと思います。



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