【解説】
OAHSPEには,創造主から認められた神となる者と,僭称する者(偽神)が登場します。
「es(見えざる世界)」と呼ばれる霊界は,力を得れば何にでもなれるし,どんなことでもできるようです。例えばOAHSPEではethe(エーテ:霊力)を用いて王冠を編んだり,宮殿を造る記述があります。ところがこれは霊力をうまく扱える者でなければこういったことはできず,そのためには長い歳月を掛けて訓練する必要があるようです。
恐らくですが,霊魂の階級が高くなれば霊力をうまく扱えるようになるのかもしれません。霊魂の階級は光の強度とも同義ですが,光は善行に励むと磨かれていきます。
創造主より認められて神になる人は,日頃から他人のために善行に励み,自身の霊魂の階級を高めている人なのだと思います。そういった人はこういった霊力の扱いも長けており,闇落ちした者たちを寄せ付けない強さを身に付けられるのだと思います。上天の神々がそういった存在であり,下天の神はまだそういった強さを身に付けられていない状態,つまり修行の身ということになります。
引用した「主神の第1の書」は,下天や地球を見守っている主神(Load)が,地上で暮らす人間のことを気遣って遺した訓戒になります。
この書を記した主神は「あなたたちは主神,男神女神になるべく上天で順番待ちしている状態」と言っています。
これは,自分の霊魂の階級を高めていけば,いずれは創造主に認められた男神女神,主神になることができるという意味です。
ところがそういった背景を理解しないまま,「誰でも神になれる」という言葉だけを聞いた場合,「どうして私が主神や神になれるのでしょうか?」といった疑問を抱いてしまいます。
「自分の霊魂の階級を高めていくこと」という大前提をまず理解しなけばなりません。
傍から見ていて「畏れ多い」という感情を抱かせてしまう人と言うのは,周りに何人かはいると思います。そういった人は何故か悪人が近寄らないような気がします。
霊魂の階級が高い人というのは,恐らくそういった人なのではないかと思います。
そういった人になれるように,日頃から心(精神,soul)を磨いていくことが大切なのだと思います。
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