【OAHSPE-格言】豊かさは悪魔も手を焼く人間を育てる

【解説】

この世界は,エス(es)と呼ばれる「目に見えない世界」と,コーポ(corpor)と呼ばれる「目に見える世界」があり,エスの世界(霊界)は実体コーポ界から干渉できない精霊エーテリア界と,実体コーポ界から干渉できる大気アトモスフェリア界に分かれます。
その大気界に,何百万年も遠い場所から豊富な栄養素を加えながら「アジ」と呼ばれる物質が地球に降り注がれる時,ドルジャ(闇の霊魂)も来臨すると言います。なぜならアジには豊富な栄養素が詰まっており,怠惰なドルジャにとって最高の環境だからです。

働かなくても贅沢ができる環境は,当然ながら怠惰なドルジャにとって最高の環境です。ところがこうしたドルジャは偽神でさえも手に余る存在となります。なぜなら,こうしたドルジャは働かなくても暮らしていけるため,わざわざ面倒な偽神の依頼を受ける必要がないからです。
善と悪の両方の神々から厭われるドルジャは「自分を神か女神だと勘違いする」と言います。

引用した部分ではアジが降り注ぐ機関のドルジャについて説明していますが,現実世界でも同じことが言えます。よく「親ガチャ」という言葉を聞きますが,何も働かなくても十分に遊んで暮らせる財力がある子供はこういったドルジャたちと同じ環境にあります。そこに怠惰な性格が加わった時,やはり手に負えない存在になりかねません。
過度な贅沢は,悪魔にも見放される存在になるということを肝に銘じなければならないのだと思います。

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