【OAHSPE-24:1~7】Book of Wars Against Jehovih(対ジェホヴィ戦争の書)

本書は大気界の神の業績について記されたものであり,主上神,デウスDe’yusディアスDyausDeityテインTe-inスドガSudgaオシリスOsirisバアルBaalアスタロスAshtarothという名が地上に確立された内容も含まれています。
アブラハム,ブラフマ,ポー,イーワタの時代から,モーゼMosesチンChineカピーリャCapilyaの時代までの2,400年間を網羅しています。
この神の書は地球と下天の両方に関係しており,バアルやアスタロス以外の上記の偽神の事績や,彼らの堕落,地獄の環境について説明しています。

【1章】

  1. ジェホヴィはクラオシヴィCraoshiviの玉座の神にこう仰せになりました。
    「これらは私の娘クペンタ・アミジの周期における私の区分divisionは次の通りです。
    200年,400年,500年,300年,400年,600年。
    その後,私は夜明けを送ります。
    あなたには5人の後継者がおり,彼らの統治は私が定めた区分divisionに従うものとします。
  2. 息子よ,大いなる光の中で40年の免罪符を渡します。そうすればあなたは,天界の下天の王国にいる全ての男主神,女主神の秩序を完璧に整えるでしょう。
    私が統治している間,闇は訪れません。あなたの働きは私の精霊エーテリア界に大いなる収穫をもたらすでしょう。そのため,あなたは50年後の収穫に備え,その次の50年,さらにその次の50年,さらにその次の次の50年に備えなさい。
    収穫を迎える都度,私の娘クペンタ・アミジが,あなたが花嫁花婿として用意してくれた全てのために,迎えの船をつかわします。
  3. さて,私はあなたに新しい法を与えます。それはこうです。
    あなたは『収穫』に先立って階級が50に届いた者たちを全員,あなたの王国と同じように区分に従って,あなたのもとに,主神に届けさせなければなりません。
  4. あなたは地球の全管区から収穫ごとに主神を首都に召喚し,その都度,7日間『神族長の評議会Council of Div』に出席し,『私の聖なる11人My Holy Eleven』を構成しなさい。神族長は在任中,この『11人』よりも大きくも小さくもあってはなりません。
    神族長は天界のそれぞれの事案に関して,互いに一つとなり調和をもたらす法を制定しなければなりません。これらは『ディヴァン法Divan Laws』と呼ばれるでしょう」
  5. 神は周期における光と闇に関する質問をしました。
    ジェホヴィはこう仰せになりました。
    「最初の区分では階級70となり,第2の区分では50,第3は40,第4は80,第5は30,第6は20となります」
  6. 神は主神領Lord-domの主神に関する質問をしました。
    ジェホヴィはこうお答えになりました。
    主神領の主神は教師ではないので,神族長の地位に就く資格はありません。しかし彼は全ての布告,そして他の全ての主神の王国から恩恵を受けるでしょう。なぜなら彼は地球の『実体部の護衛body-guard』であり,彼ら主神領以外の主神にとっても利益があるからです」

【2章】

  1. 神族会議Divaが招集されると,神は主神領Lord-domの義務について提起しました。
    議員たちは長く議論した後,神は次のように布告しました。
  2. 第1:マイトライスの主上神は今後永遠に,次のことを強制する力を持たない。
    ・地獄や群れknotsを除いて火や水による暴力を行使する許可。
  3. 第2:スペタ弧により,至高なる御方Most Highの布告により。
    マイトライスの主上神は下天の主神と同じ規則にのっとるものとする。その火の壁,柱は特別な場合を除き廃止する。その地の各王国はエスヤンの階級以上の全ての霊魂にとって開放,自由である。
  4. 第3:マイトライスの時代とその後継者の主上神は神族議員と同格とする。
    主神の天界領によれば,主上神の眷属の配置は主に主神領のマイトライスとする。
  5. 第4:主上神の眷属は『ミシュムMishm』という名でアシャールとアサフを区別するが,この両者が同一の場合は『ミーシャMish-ah』と呼ぶものとする。
    彼らの筆頭は『隊長captains』『将軍generals』と呼ぶものとする。
  6. 第5:主上神の職務は実体人コーポリアンと暮らすべく地球に戻って来るドルジャを防ぎ,地上でドルジャを捕縛したら付近の主神の天界に彼らを移送することである。
  7. 第6:ミシュムは胎児や幼児,アシャールの言葉,戦場の混乱した霊魂を捕えてはならない。なぜならそれは主神とその眷属の職務だからである。
  8. 第7:何百万ものドルジャの仲間がおり,主上神が十分な数のミシュムを保有していない場合,主上神は付近の主神に救援を要請し,援軍が派遣されるものとする。
  9. 第8:捕えたドルジャを教え,彼らを家に帰し,学校や工場,病院,保育所を用意するのは,いかなる場合も主上神の職務ではない。なぜならこの職務は主上神のものだからである。マイトライスの主上神の職務は彼らを送り届けることにある。
  10. 第9:主神や神を自称する者,もしくは偽主神,偽神による天界の王国の設立を防ぐため,マイトライスの主神領の主上神は下天の全主神と協力して中央の指揮を取らなければならない。マイトライスの主上神の声はこの職務に関しては規則であり指針となる。
  11. 第10:主上神は10万の使者を持つものとする。彼は彼ら使者の配置及び移動経路を決めなければならない。
  12. これが地球の天界における『ディヴァン法』の第1項となりました。

【3章】

  1. 神の天界の地クラオシヴィCraoshiviでジェホヴィはこう仰せになりました。
    「地上における私の選ばれし者アブラム,ポー,ブラフマ,イーワタのために,クラオシヴィで養いなさい。なぜなら彼らは下天に長居しないからです。
  2. 幼くして亡くなった私の選ばれし幼児infantsが『堕落した下天hada』に取り込まれないようにするため,彼らも『私の神の地』に連れて行きなさい」
  3. 神族会議は次のように布告しました。
    「移送のための地球から神の王国に至る道路を敷設し,神の選ばれし霊魂がドルジの手に堕ちることを防ぎ,クラオシヴィに連れて来る役人と労働者を任命する」
    神族会議ではこう言いました。
    「定命の者の死から3日目に,その霊魂は神の家に連れて来るものとする」
    これはその通りになりました。
  4. しかし異教徒について神族会議は次のように布告しました。
    「『堕落した下天hada』と地球の全管区の主神の任務は,地球と天界における救済されていない息子や娘たちと共にいることとする。しかし,いかなる場合も彼らは信仰者と一緒に働いてはならない。なぜなら『信仰者Faithists』である定命の者や霊魂は,ジェホヴィの息子であるクラオシヴィの神を通して,高位の法の下に身を置いているからである」
    これは『ディヴァン法』の第2項となりました。
  5. ここから次の格言が生まれました。
    「信仰者は神の下に行き,不信仰者はその主神の下に行く。地上で『高位の法』の下に暮らしている者は『堕落した下天hada』をまぬがれる」
    数年後,神族会議はその格言に基づいた法を制定し,それは『ディヴァン法』の第3項となり,天界と地上に流布しました。
  6. 時間が経つにつれて,ジェホヴィの選ばれし者のどの部族の『信仰者』の社会にも属していない実体人コーポリアンは『全人格All Person』の信者となり,『至高の光All Highest light』の下で生きることがディヴァン法を達成することになりました。
    彼らは信仰者に加わらなければ,儀式や式典にも従いませんでした。
  7. 神は神族会議において次のようにきました。
    「このような者たちの霊魂はどこで救済するべきでしょうか?
    ご覧なさい,地上でさえ,彼らは自分たちでドルク人となることをまぬがれて救済されています。
    私たちは今,彼らが『堕落した下天hada』の寄せ集めmixed companyの王国に堕ちるのを許すべきなのでしょうか?」
  8. このことについて神族会議では次のように布告しました。
    「孤立して暮らし,儀式と式典を知らない信者たちのために,別の王国を用意する」
    これは『ディヴァン法』の第4項となりました。
    第5項も似たようなものですが,説明すると次の通りです。
  9. 「1人の偉大なる『不滅の霊魂Ever Present Spirit』であり,創造主にして支配者たる御方を信仰することは素晴らしいことである。しかしそのような信仰心を持ちながら,信仰心を持つ同胞との交流に加わろうとしないのは,エスヤンの5年目から始まる教育が不足していることを証明している」
  10. 『ディヴァン法』の第6項は次のように制定されました。
    「偉大なるジェホヴィに対する信仰を口にしながら実践していない者たちの王国を『メーデMe-de』と呼ぶこととし,そこは地球から離れた最初の場所となる」

【4章】

  1. ジェホヴィは神に仰せになりました。
    「あなたはメーデMe-deを設立したので,メディシMe-de-ci法を制定しなければなりません。あなたは測量士を『堕落した下天hada』と地球に派遣し,新しい王国のための天界を選定しなさい。
    あなたはそこに行き,天高原plateauと聖地と首都を創設し,そこに玉座を設けなさい」
  2. あなたは自分の作業を終えたら,副神を玉座に招き,私の名において叡智,力,愛により統治させなさい。
  3. しかし私の選ばれし者の多くが私のことを忘れ背信者となり,あなたの副神がその霊魂を受け取ったならば,彼らが自分の罪を禊するまで,その王国が背信者らの王国となります」
  4. 神はクラオシヴィの評議会で,ジェホヴィが仰せになったことに関して伝えると,評議会はジェホヴィの御命令を承認しました。
    「1人の『アチュンレA-chung-le』を選び『仲介者と,階級の審査』を意味するアヌビAnubiの称号を持つメーデの副神とします」
  5. 神は言いました。
    「アヌビは記章バッヂと一対の天秤を持ちなさい。私はアヌビに手渡しします」
    これに応じて場所,王国,人物,職務の記章バッヂはジェホヴィの御命令の下に,クラオシヴィの王国を通して正式に定められました。
    任期は神と主神の任期と合致するように定められました。
  6. こうしてジェホヴィの大学で1,000年間天使を務めた『アチュンレA-chung-le』のアヌビが天界メーデMe-deの玉座に就きました。彼は最も賢く,愛に満ち溢れ,その上,勤勉でした。
  7. ジェホヴィは再び神にこう仰せになりました。
    「これより私の大学はクラオシヴィにあり,私の学校と初等学校は主神の王国にあるものとします」
    その後,神族会議はこれを『ディヴァン法』の別項としました。
  8. 神とその主神は全ての大学と学問機関をクラオシヴィに移設しましたが,学校と初等教育機関は主神が統治する天界に残しました。
  9. さて,ダンの夜明けの間,4人の精霊エーテリアン人の神が地上で暮らし,4つの定命の者たち,ジャフェスのポー,アラビーニャのアブラム,ヴィンデュのブラフマ,グアタマのイーワタとともに歩んでいました。
    4人の神々は4人の人間を通してジェホヴィとその王国を説法しました。それらをジェホヴィの天使は多くの信者に啓示しました。
    この神々は地上で4年間暮らした後,上天へと昇天しました。
  10. ジェホヴィはこの件に関して神にこう仰せになりました。
    「4年間,私は実体コーポリアル界の地球の人間に『私の光My light』を授けた後,私は去りました。なぜなら人間と天使が自立することを学ぶのはとても良いことだからです。
    そのため私は,救済した4つの民と共に,4人の代理となる主神を天界と地上に残したのです。
    私は4人の代理神に,私が実体コーポリアル界で築いた創造物の保証人として,私の選ばれし者に喜びを享受してもらうため,地球に40年間暮らすように命じました。
  11. 彼らに与えなさい。なぜなら私の代理神は精霊エーテリア人であるため,あなたはその地位に最上位の大気アトモスフェリア人をあてがわなければいけないからです」
  12. その後,神族会議は『ディヴァン法』の1項を制定し,クラオシヴィの中でも最上位の階級を持つ4人を用意し,偉大なる霊魂の御名の下に信仰者と共に暮らしました。その名は各地で,言語,定命の者の発話能力によりこう呼ばれました。
    ジャフェスでは『ティインTe-in
    アラビーニャではジェホヴィ
    ヴィンデュではオーマズド
    グアタマではイゴクィムEgoquim
  13. その後,神族会議は『ディヴァン法』の別項を制定しました。それは,定命の者にジェホヴィの御声を授けるため,4人の天使に与えられた称号であり『オーラO-yra』と言いました。『O』は「上天」,『Y』は「行く」,『ra』は「地球」を表します。
  14. 『ディヴァン法』の第12項では,各オーラには1万人の従者を持つことが決められ,クラオシヴィの大学から80階級以上の天使が就き,霊魂に啓示を下し,守護者として信仰者と一緒に地上で暮らすこととなりました。
  15. 『ディヴァン法』の第13項はオーラの任期を11年と定めるもので,従者の任期も同じです。
  16. 『ディヴァン法』の第14項はオーラとその従者の義務についての説明でした。
    「オーラはラバ長,または最高司祭と共に暮らし,彼らの啓示者として日夜一緒にいるものとします。オーラの臨在により,ラバ長に『至高の御方All Highest』の御声を知らせます。
    階級第1位の従者はその他のラバと同じように,同じ目的の下で暮らすものとします。
    各オーラは定命の神殿に天界の場所を持ち,そこでオーラは信仰者と彼らが抱える事件に関して会議で彼の従者と会えるものとします」
  17. 『ディヴァン法』の第15項は,オーラとその従者を,定命の者と暮らす主神のアシャールのための天界の王国とすることでした。
  18. 『ディヴァン法』の第16項は,地球の4つの管区において信仰者の数が増えた場合,その数に応じてオーラに同行する従者の数も増やすというものでした。
  19. 『ディヴァン法』の主要なものは,クペンタ・アミジの周期の最初の200年で,天界にて制定されました。
    大気アトモスフェリア界の全王国は設立され,役人が配置されました。この天界で暮らす全ての民はエスヤンの年齢を終えるとすぐに成体organicとなりました。神や主神,その他の役人,大学,病院のいずれも不満はありませんでした。
    世界が誕生して以来,天界の住人の復活においてこれほど繁栄したことはありませんでした。

【5章】

  1. 天界の調和が地上を支配し,地球の全管区で繰り広げられていた戦争はみました。
    人間は叡智,真実,美徳,勤勉を重んじるようになりました。
    天界の啓示により,人間は天界の事象を模倣するようになりました。人間は学校や大学,保育所,病院,絹,亜麻,綿といった衣服の工場や,紙の工場,ガラスや皮の工場,鉄や銅,銀,金の精錬工場が建てられました。
  2. 200年のうちに,ジャフェス,ヴィンデュ,アラビーニャの地に3つの大民族が誕生し,4番目の大民族が4半期ごとにヘレステの地を覆いました。
    ヘレステの王はユーロパUropaに何千人もの移民を送り続けました。
  3. 主神は偉大なる叡智を持つアシャールを定命の者の下に送り込み,あらゆる知識を啓示し,糸を紡ぎ織り上げる技術を教えたり,季節や,地球,月,太陽,星の時季を教えたり,オシリスの周期で誕生し,その後地上で失われたレンズでの観測を教えたりしました。
    そうです,何千年も前にいた霊魂が地球に舞い戻り,失われた技術や科学を定命の者たちに明らかにしたのです。
  4. 日夜,この天使は定命の者たちの中にとどまり,自分たちが臨在することで人間の魂に話し掛け,理解させたのです。
  5. マイトライスMaitraiasの主上神は天界のドルジャが定命の者たちを魅了したり,彼らを堕落させようと舞い戻るのを防いでいました。
    マイトライスの主上神が各方面から地球や,天界の主神や神族会議Divanの眷属を守ったので,陽気に『人間の救世主』と呼んだのでした!
  6. ジェホヴィは彼らを叱責し,神にこう仰せになりました。
    「陽気に種を蒔く者たちは悲しみのうちに収穫するものです」
    しかし主神たちでさえ,彼らの全ての叡智をもってしても,その後継者に何が待ち受けているのか分からなかったのです。

【6章】

  1. 何千人もの天使の眷属を付き従えた4人の天使であるオーラO-yraは信仰者と一緒に暮らし,平和や儀式,式典を啓示したり,祈りや聖歌,聖なる舞踊を教えたり,日夜彼らと暮らし,彼らが眠ればその霊魂に話しかけ,啓示によって幸せな結婚をもたらし,主の御声を聞くことができる子孫をもたらしました。
  2. 4つの国で信仰者は兄弟姉妹のような連帯感が生まれました。そして王の民から何万人もの人々が彼らの下に馳せ参じ,信仰者として暮らし,貧しき者の利益のために,ラバの手にその莫大な富をゆだねました。
  3. この200年,ジャフェスには300万人の信仰者がいました。
    アラビーニャには200万人の信仰者がいました。
    ヴィンデュには400万人の信仰者がいました。
    グアタマには100万人の信仰者がいました。
  4. しかし信仰者の大半は貧しき人々であり,大半が僻地で暮らしていました。
  5. しかし王の民は豊かであり,大都市や,象,馬,駱駝ラクダ驢馬ロバ,チータをたくさん持っていました。
  6. 信仰者は星や月,太陽を観測する本や道具についてほとんど学んでおらず,彼らの知識は主神に仕える天使から得たものでした。
    信仰者の知識は霊魂を昇華するのに大半を費やしていましたが,王の民の知識は世俗事や自己欲求を満たすのに大半を費やしていました。

【7章】

  1. 地上でのアヌビの働きは,王の民の不満分子を団結させてあおっていくというものでした。そして彼らを可能な限り『信仰者の儀式rites of Faithism』へと導いていきました。
  2. アヌビは地上の全地域に何万人もの天使を派遣しました。この天使たちは啓示やそれ以外の方法で,アヌビの儀式を確立していきました。
  3. この儀式により,王たちでさえも信仰者とその同胞の完全な式典に改宗したのでした。
  4. 同様の方法でジャフェスのマイチャン族Maichungは信仰者となり,同じ儀式によりヴィンデュのエフィンズEffins族は信仰者に改宗し,その後『エメチャカバEmethachavah』の儀式と式典が全てにおいて採用されました。
  5. 時がつにつれて世界から貧困がなくなりました。信仰者は彼らを集めて同胞としました。王の民が信仰者に寄付したことにより,全ての民が暮らしに困らなくなりました。
  6. アヌビの門下となるには,(天界を学ぼうと望む者ならば)誰にでもその資格がありました。
    儀式と式典は暗い部屋で行われ,天界の天使はサルギスに身をやつして参加しました。
    天使は霊的な聖餐における神秘的な声で,円や三日月の座り方を定命の者たちに教えました。4つの暗き隅,4つの明るい場所を教えました。天界のどの階級から霊魂が来るのかを突き止める方法,悪魔から逃れる方法,正義の霊魂を引き寄せる方法を教えました。スイスやサルギスを発達させる方法,落下する水の秘儀,こんこんと叩く肌の化粧水を教えました。
  7. 次の学位になると,偉大なる霊魂とその秘めた御名と,永遠の安寧と幸福がある『聖なる上天』を教えました。第2の学位を得た者は最貧の者と一緒に1年間暮らし,布施を乞いに行き,最も乏しいものだけを自分は手に取らなければなりませんでした。
    もしもその者が裸の者を見つけたならば,自分の服を脱いで与えなければなりませんでした。
    男女はいずれも同じような条件で仕えたのでした。
  8. 第3の学位になると,神と主神の支配や彼らが暮らす場所,天界とは無関係の労働について教えました。
    会員は神々や主神たちの名前,ディヴァン法,敬礼の言葉,賛歌,祈り,崇拝,発声,行進の順序,聖なる名前の書き方,純粋な子孫をもたらす秘儀,前の2つの学位における鍵を学ばなければなりませんでした。
  9. 第4の学位になると,天界の配置について教えられました。太陽や星,月の場所,まだ見たこともない世界の場所と階級,下天と上天の位置,偽主神と偽神が支配する場所,堕落した下天や地獄,群れの場所,使い魔や胎児,定命の者や豚や牛に混ざって暮らし,肉食を勧める無辜の吸血鬼と破壊的な吸血鬼,北極星の場所の鍵,地球の渦の位置,実体コーポリアル界を移動してその位置を保つ渦,霊的な部屋を備えた神殿やピラミッドを建てるための規則を教えました。
  10. この他に第5の学位があり,意志の力とそれを場所に関わらず使用する方法,彼らに知られずに他人を支配する方法,呪文を唱えること,予言の状態に入ること,数えずに数を見積もる方法,計測せずに比率と距離を知ること,時間を予測すること,計量しなくても重さを知ること,作られる前の車地キャプスタンの力を知ること,梃子とねじの力を知ること,動く前に摩擦を知り必要な力を知るといった肉体における生命の秘儀に到達した学位です。
    第5の学位は『予知の学位the degree of prophecy』とも呼ばれ,入門の場所は『予言の大学』と呼ばれました。
  11. この学位では,天使はサルギスの姿で口頭で教え,入会した定命の者たちはこれらを学びました。しかし4つの学位を修め,大学を管理するラバ(または司祭)の推薦がなければ,第5の学位に進むことはできませんでした。
  12. こうした神の叡智は,第1以外の学位を持つ信仰者だけが受けることができました。そのため地上の最たる知識は信仰者の秘儀として保たれました。
    富豪や最高権力を持つ王の民でさえ,宮殿や神殿,水道橋や運河,船やその他の大事業の建設において信仰者の息子や娘に恩義を感じていました。王や王の民はその作業の監督者として第5学位の信仰者を喜んで雇ったのでした。

原文:OAHSPE – The 1882 Edition (English Edition)

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