1節
ダーウシュ・ルワン(牛の魂)とダーウシュ・タシャン(牛の創造者)を,
『アヴェスタ』ヤスナ第39章 1節
このように,今我らは祭る。
さらに我らの魂と家畜の魂を。
その家畜たちは我らを求めんと欲し,
彼らのために人が存在し,
彼らは人のために存在するであろうから。
引用:『原典完訳アヴェスタ ゾロアスター教の聖典』訳:野田恵剛 国書刊行会
本章は,憐れなる者の象徴である牛を祀っています。
「彼らのために人が存在し,彼らは人のために存在するであろうから。」
この言葉は家畜と人間の共依存を表現していると考えます。
コメント