【OAHSPE-8】Synopsis of Sixteen Cycles（16周期の梗概）

4万8000年の出来事。
人類誕生から，古代の人々に「パン大陸の水没the submersion of the continent of Pan」と呼ばれた期間を網羅します。

The Flood，or Deluge（洪水，または大洪水）　
その事件が起きたのはB.K.2万4000年のことです。天界の図書館の記録から選びました。

【1章】
【2章】
【3章】

【1章】

まず地球は太陽の周りを１周しており，その周期は春，夏，秋，冬と呼ばれる4つの弧アークに分けられます。
次に太陽はその家族の惑星とともに大きな周回軌道を通っており，その軌道は1500の弧アークに分けられます。各弧は約3,000年分，つまり1周期分の距離があります。
1周する間，地球と天界は，ジェホヴィの上位天使が暮らす何百という精霊エーテリア界の領域に入り込みます。その長おさが各精霊エーテリア界の管理を行っています。
1周する間，地球の人間の復活のため，地球はジェホヴィの天使たちの管理下に置かれます。
人類が創造された時，地球は『ワンの弧the arc of Wan』を旅していました。そこには何千人ものオリアン長が，何十億人もの上位天使たちと暮らしていました。
補注：1500に区分けされた大きな周回軌道（偉大なる蛇とも称される弧）を地球が旅しています。人類誕生は，地球が『ワンの弧』を旅している時であったと言います。
オリアン長の神聖評議会はジェホヴィの叡智と御声を通して，地球が『ワンの弧』を旅している間，人間が不死の者として暮らすため，多くの評議員の中からセタンテスを地球の世話役に任命しました。
世界の創造主ジェホヴィはセタンテスの階級と称号を昇格させ『地球とその天界の最初の神First God of the earth　and her heavens』となりました。
セタンテスはかつて，他の世界で育った何百万人もの天使を連れて自分の仕事を成し遂げて，神として知られるようになりました。
セタンテスが『地球とその天界の神』となったのは，地球が『ワンの弧』にいる時でした。3000年の周期の間，セタンテスは地球で産まれた15億人の花嫁花婿をジェホヴィに捧ささげました。
セタンテスの後，ヴェヘタイヴィVehetaiviの『ハイエンの弧the Haian arc』にあるヒエウ・ウィHieu Weeの領内の副長アションAh’shongが来ました。アナカロンAnakaronの周も3,000年であり，アションは22億人の花嫁花婿を地球で収穫し，ジェホヴィに捧ささげました。
第3の周期は『ギンメルの弧the arc of Gimmel』のカカイェンスタKakayen’staの検査官フー・リーHoo Leが統治しました。
収穫量は37億人でした。
第4の周期は『ヤンの弧the arc of Yan』のソルガウロンSulgoweronの指導者クペ・アバンC’pe Abanが統治しました。
収穫量は48億人でした。
第5の周期は『ヤホミタクの弧Yahomitak』のチティヴィアChitivyaの道路建設者パソディシスPathodicesが統治しました。
収穫量は64億人でした。
第6の周期は『ソンウォガSomgwothgaの弧』のイセグIsegの神ゴーマガクGoemagakが統治しました。
収穫量は79億人でした。
第7の周期は『シュリヴァトSrivatの弧』のカイムKaimの神ゴーペンスGoepensが統治しました。
収穫量は93億人でした。
第8の周期は『ハハマゴラックHohamagollakの弧』のルッツRutsの女神ハイシスHycisが統治しました。
収穫量は94億人でした。
第9の周期は『ジュシンJusyinの弧』のカンマトラKammatraの道路の検査官シーティシスSee’itciciusが統治しました。
収穫量は101億人でした。
第10の周期は『ヌーNuの弧』のロズゴバクLawzgowbakの門の指導者ミセリティブMiscelitiviが統治しました。
収穫量は108億人でした。
この時，地球は人々で満ちていました。地球の全ての大陸や島には人間が住んでおり，人間が住んでいない荒野はどこにもありませんでした。
人間の世代は33年から12年に縮ちぢめられました。人間の男女は7歳で成人し，30歳を超こえて生きられる者はいませんでした。
彼らはたくさん出産したので，多くの母親にはおよそ40人の息子や娘がいました。試算すると１回の出産で2人から4人を授さずかっていたことになります。
人間は平和に暮らし，地球は耕たがやされ，食べたり服を着たりするのに必要な物は豊富にありました。
当時，何十万人もの住民が暮らす大都市が，地球の5大管区には何千何万もありました。
人間は船を建造し，大海原のあらゆる方角に航行しました。
人間は主神の天使たちからあらゆることを教わり，導かれました。
人間は本を書いたり印刷しました。
若者は学校に通い，太陽，月，星々や，地上や海中についてのあらゆることを教わりました。
そのため「地球文明の最初の時代the first period of civilization on the earth」と呼ばれました。
ほとんどの人間は，小さい白色人や黄色人のイヒン人から派生しています。それにも関わらず，手が長くて長身の地人ground peopleがいましたが，彼らは他の種族と交まじらわらずに暮らしていました。
彼らの食料はあらゆる種類の肉，魚，這うものでした。地人は褐色人と黒色人がおり，寿命は200歳でしたが，400歳まで生きる者もいました。
ジェホヴィはこう仰せになりました。
「最初の頃，私はイフアンI’huans人を育て，彼らにある命令を下くだしました。それはドルクdruks人が闇落ちするといけないから，イフアン人は彼らと同棲しなさい，というものでした。しかし彼らは私の言葉に従したがわなかったため，地上から絶滅しかけています。
イヒン人は霊的な人間となり，平和で霊的に繁栄しました。しかし彼らは実体コーポ界の肉体が退化してしまいました。彼らは精霊エーテリア界に豊富な収穫をもたらしてくれましたが，彼らが誕生するのは実体コーポ界の充実という点ではまだ早かったのかもしれません。
これから私は地球を長期間，アジa’jiyanの原野と森に連れて行きます。なぜなら私は再びイフアン人を再生するからです。
また1世代を33歳とします。なぜなら成熟し，豊かな果実を収穫するためです」
ジェホヴィは地球を精霊エーテリア界の新たな場所（アジの原野と森）に連れて行きました。そこは東西南北をアジa’jiが覆おおっていました。
多くのイヒン人が生殖意欲を失い，多くが子孫を儲もうけなくなりました。しかし褐色人種はこうした意欲が旺盛おうせいで，外出したイヒン人の女性を捕まえては性行為を強要しました。その結果，赤褐色で強く明るく敏捷性のあるイフアン人の種族が生まれました。
補注：アジはエーテルが密集した地域。エーテリアとの結合性が高いイヒンにとってアジは生活がしやすく長生きできる環境であったため生殖意欲を失ったものと思われます。
第11周期は『スーレSu’leの弧』のティロンゴダガTirongothagaの神ゴバスGobathが統治しました。
収穫量は67億人でした。
第12周期は『シヤンSiyanの弧』のローガLoogaの女神ファイスF’aiyisが統治しました。
収穫量は26億人でした。
第13周期は『オレガナヤOleganayaの弧』のクレスCressの番人ジネタスZineathaesが統治しました。
収穫量は12億人でした。
第14周期は『マネチュManechuの弧』のハパノゴスHapanogosの道路建設者トスセンタガTothsentagaが統治しました。
収穫量はたったの600万人でした。
第15周期は『セイガSeiggaの弧』のソスゴサマチュスThosgothamachusの神ニメアスNimeasが統治しました。
収穫量はたったの4000万人でした。
第16周期は『アルブルークArbroohkの弧』のソゴネスSogghonnesの神であるネフNephが統治しました。
しかしネフは何も収穫できませんでした。

【2章】

神ネフNephは言いました。
「私の祈りを聞いてください，ジェホヴィよ！
地球とその天界は闇に堕おちてしまいました。
イヒン人はワガWaggaを除いて地球の全管区から滅んでしまいました。
地上には30億人以上の天使が集まっていますが，彼らはあまりにも位階が低すぎてイヒン人を救済できずにいます。
あなたの神は何をすべきでしょうか，御父よ？
定命の者たちの種族と血統は，まるで地球に棲すみつく害虫のように堕落しています。
彼ら定命の者たちの町は破壊され，4つ足動物のように暮らしています。
神やその天使の託宣は彼らには届かなくなりました。
死んで天界に入った彼らは，何十億人という霊魂が互いに傷口を蝕むしばみ合い，化膿させていきます。
3,000年間，私は彼らと共に働いてきましたが，その闇の深さは神よりも強く敵かないません。
私は彼らと共に何をするべきでしょうか，御父よ！
あなたの神はこれほど多くの死の躯むくろをどのように救済すればよろしいのでしょうか？」
しかしジェホヴィは神の祈りに何も答えず，上天の他の神に相談させました。
しかし精霊エーテリア界でジェホヴィはオリアン長にこう語っていました。
「私は定命の者たちを試ためすように，天使や神々も試ためしているのです。
永遠に私は彼らの前で『至高の存在All Higher』であることを証明し続けているのです。
今，地球に住む定命の者たちの寿命は１世代12歳から80歳に上昇しました。中には300歳まで生きる者もいました。
彼らはとても大きくなり，最初の頃と較くらべると2倍になっていたかと思います。
しかし彼らには状況判断と繊細な感覚がありませんでした。
それに彼らは自分の種族のことをほとんど知りませんでした。彼らは他人と同じように近親者と交まじわったので，その種族は白痴と病気に常に悩まされる運命となりました。
また彼らは大きく，力があり，多産でした。
こうして起きたのが，地球の天界における衰退期です。キシャロンKishalonが1世代12歳から1つ上の階級に変えた後，次のようになりました。
7番目のダンの夜明けは『アブネルAbner』と言い，精霊エーテリア界の7番目のアジのハスタフHastafで3,200年間過ごしました。
階級は99です。
ゲムGemのダンの精霊エーテリア界のマルセフMarsefの女神エンシーニEnseeniの下もとで，3,000年間過ごしました。
階級は93です。
ジョシュJoshのダンのオリアン領ホムHomの神ボアズBoazの下では，2,700年過ごしました。
階級は88です。
ルースRuthのダンの，36番目のアジのウォウィスキWowitskiの女神デーヴィDa’iviの下もとで，2,900年間過ごしました。
階級は82です。
オリアン領のセムシSemsiの40番目のダン『ブルークBroek』の，戦いの女神リアミスLia’meesの下で，3,000年間過ごしました。
階級は77です。
22番目のジイ『ネスNeth』の，ハバクHabakのフットHutの神デヴィヤスDivi’yasの下で，3,100年過ごしました。
階級は69です。
ハドオウツHud’du’owtsの一つ，ベントBent，タマクTamakの女神ロアイシスRoa’yis’yisの下で，3,070年間過ごしました。
階級は61です。
74番目のダン『グーGoo』のオリアン領ルドLudの長イジYijの下で，2,600年間過ごしました。
階級は58です。
40番目のジイのオリアン領オブロウOb’Lowの指導者ゴイヤフGul’yanivの下もとで，3,400年間過ごしました。
階級は51です。
この時以降，太陽の密集隊形ファランクス(偉大なる蛇)の道において，地球の天界の天使にとって十分な密度となり，階級を持つ者がいなくなったのです。
補注：エーテルの密度が安定してくると，人間を守護する天使たちは活動しやすくなり，天使たちが活動しやすくなると人間の体格は大きくなり寿命も延びるといいます。

【3章】

ジェホヴィは『偉大なる蛇great serpent』を旅する広大な領域にある精霊エーテリア界に移動しました。
彼ジェホヴィの御声が，大宇宙にある高貴なる王国の最高指導者である顧問たちに届けられ，こう仰せになられました。
「聞いてください，指導者たちよ！
『旅の世界traveling worlds』の遠くにいるあなたたちよ，私の言葉に注意してください。
赤い星，地球は十分に成熟しました！
1人の娘が成熟期を迎えたように，栄光ある若き地球は成人しました。
5万年間，彼女は天界の装飾としての役割を果たし，この大宇宙の高貴なる領域における輝かしい精神体の収穫者であり続けました。
オリアン長，そして精霊界の女神たち，そして『偉大なる蛇great serpent』に暮らす者たちよ，集まりなさい。
私のアジの庭とジヤの原野に巣食う者たちについて，そして大宇宙の星雲の渦を巻き起こす者たちについて議論するため，世界中から永遠なる統治者たちを集めて評議会を催もよおしなさい」
ジェホヴィの御声は広大な宇宙の各所に届けられ，世界の上位指導者たちはその御声を聞くと自分の為すべきことを理解しました。
太陽の密集領域ファランクスの近くにセナヤSenayaという精霊エーテリア界の庭があります。そこに何百万人ものジェホヴィの上位精霊エーテリア人が集まりました。
そこは地球の100倍以上の大きさがある広場で，精霊エーテリア界の水晶クリスタルの縁飾りが各所に散りばめられていました。
彼らが集まると，ジェホヴィは生粋inherentの光のまま，仰せになりました。
「精霊エーテリア界の眷属たちが，闇に堕ちた地球とその天界に，16回も光を取り戻してきました。しかしその周期が終わりを迎える前に，地球は大気アトモスフェリア界と共に再び闇に堕ちてしまいました。
その天界は，私やその涅槃を知らない何十億人もの霊魂で溢れています。
あなたたち男神女神よ，どうすればよいか議論してください」
ストローSut’Looは言いました。
「おお，ジェホヴィよ，私は見聞きしてきました。
天界の若い娘である地球はあまりにも産みすぎたのです。
大宇宙の赤い星はあまりにも産みすぎたのです」
次にカファKa’whaが言いました。
「ジェホヴィよ，あなたがお話しくださった通りです！
御父よ，豊かな地球はあまりにも多くを産みすぎたのです。
定命の者たちは大気アトモスフェリア界の眷属に打ち負かされました。彼らは夜明けの後，町や国を建設しますが，すぐに胎児fetalsやドルジに打ち負かされ，定命の者たちは獣に捕食されるように互いを滅ぼし合っています」
チソンChi’jongは言いました。
「人々は地球のあらゆる土壌を耕し，そこに町を建てて覆ってしまいました。しかし彼らはどこにいるのですか？
彼らは天界や地球の問題について学びました。しかしその知識は戦争という恐ろしき手により失われました」
ドイッタDhu’ittaは言いました。
「人々は1日で賢くなりますが，次の日には愚かになります。一世代で書物や太陽，月，星の知識，物理界の数学を吸収して習熟しますが，その次の世代は互いに殺し合うのです」
ゴーツィンGaw’zinは言いました。
「ジェホヴィよ，私は聞きました！
御父よ，私は見てきました！
赤い星はあまりにも多くを産みすぎたのです。
あの星は豊穣な庭のようです。成長しすぎたため逆に枯かれてしまい，その土壌を再び耕たがやしても，不毛で不完全で巨大な茎くきを再生産するかのようです。
地球で暮らす息子や娘たちも同じです。彼らは地球の事柄に意識を注そそいでいるのです」
ローワンLoo’wanは言いました。
「偉大なる霊魂よ，私は見聞きしました。
ジェホヴィよ，私たちはあなたのために地球の収穫物を集めましたが，小さかったです。
ジェホヴィよ，私たちは闇の霊魂が持つ地球の収穫物を集めてみると，それは10倍も大きかったのです。
この両者は均衡が取れていないのです」
このように何千人もの男神女神が議論しました。
その後，ジェホヴィがこう仰せになりました。
「私の息子，娘たちよ，あなたたちは祝福されているのです。
私が自ら手掛けて地球が立派な贈り物として成長するまでの間，地球生まれの者たちに，地球とその天界の管理をどのようにすれば伝えることができますか？
聞いてください，息子や娘たちよ。私は地球に5つの大管区を作り，そこには定命の者たちが暮らし開墾してきました。
そうです，地球のあらゆる管区では，大都市や大国家が存在しており，そこの男女は大変よく学んでいます。
彼らは光の中で育つことが多々ありましたが，同じぐらい闇に堕ちていきました。なぜなら死者の霊魂は地球に還かえることを強く望んでいるからです。
こういったドルジたちは定命の者たちに潜もぐり込み，胎児や使い魔のように憑とりついて，悪事を唆そそのかしていくのです。
愛すべき者たちよ，地球に行き，地球でドルジたちが最も多く群れている管区を見つけてください。
私はその拠点を根絶します。ドルジたちの生息地を一掃し，私の民が今後破壊行為を行わないようにします」
評議会で議論され，地球と大気アトモスフェリア界の記録が調査されました。その結果，ワガ(パン)大陸の天界に膨大な数の共食いや胎児の霊魂が蔓延はびこっているせいで断罪せざるを得ない状況にあることが分かりました。
それはまるで肉体の外側だけ治癒しても，内側に病気の根本原因があるようなものでした。
ワガとその天界も同じような状況でした。その周期での救済方法は既に残されてなく，悪が次々と永遠に湧わき出るようになっていたのです。
ジェホヴィはこう仰せになりました。
「私は病原の大陸をその天界ごと切り取ることにします。
見ていなさい，ワガの管区を切り取り，海の下に投げ込みます。この破壊により，そワガの天界は維持できなくなります。
私は土台から切り離したら，天界の風で散らします。
あなたたちは地球に降下し，水中に沈んだ闇の霊魂と定命の者たちの霊魂を受け入れる網とバンカスvanchasを用意しなさい。
あなたたちは相応しい私の崇高なる天界に彼らを迎え入れる場所を用意し，逃げ出せないようにその天界を壁で囲かこい，悪から遠ざけてください。
あなたたちは地球とその天界に着いたら，神とその主神たちに私の審判を伝えてください。
『ジェホヴィはこう言っていました。
ご覧なさい，私はワガ大陸を海の下に沈め，天界を大宇宙の然しかるべき場所に運ぶので，私の民は闇に覆われずに済むでしょう』」
ジェホヴィはこう仰せになりました。
「さあ行きなさい，天界の神よ。そしてワガの主神は，私に選ばれしイヒン人の下もとに行き，こう言いなさい。
『偉大なる霊魂がこう言っています。
私は闇落ちした霊魂の悪事のせいで，地球の大陸を海の下に沈めることにしました。
選ばれし者よ，私の命令を心に留めておきなさい。
全力で取り掛かりなさい。あらゆる場所で船を作りなさい。谷や山であってでも，です。
そして私を信仰する者たちを集め，船に乗せなさい。なぜなら私の手は地球全土に確実に届くからです』
あなたたちも，太古の昔から私が3つの世界，実体コーポ界とそれに属する下天と宇宙の上にある精霊エーテリア人が暮らす天界の全人類に対して宣言したことをもう一度地球とその天界に宣言しなさい。
私は言います。
『人間が私の掟に従う時，地球は楽園になります。これが地球の最初の栄光です。
2つ目の栄光は最初のものよりも大きく，死者の霊魂を創造したことです。しかし私は下天と地球を結び付け，この両者で行き来できるようにし，死者と生者が交まじわることで両方に栄光をもたらそうとしました。
しかし私はあらゆる栄光の中で上天を最たるものとし，第3の復活で昇天した者たちが暮らす無数の世界で精霊エーテリア界の大宇宙を満たしました。
私は高貴なる天界から下天と地球に，私の聖天使holy angelsを遣つかわし，私の支配の威厳の下もとに神や主神たちを任命しました。彼らは私の名の下もとに，定命の者と霊魂の両者が『私の光溢れる世界My illuminated worlds』を育て，後継者に引き継がせる方法を教えることを宣言しました。
人間には知識がなかったので，神や主神たちは特定の世代管理者（ルーイloo’is）を任命しました。ルーイは偉大なる叡智を持つ精霊エーテリア人であり，定命の者に付き添い，最初から霊的に最高の成長となるような結婚を導いてきました。そういった人間たちの中から，サルギスsar’gisやスイスsu’isの能力を持つ者が現れ，彼らは神と主神たちの掟を守り，悪を捨て，霊魂に仕え，全てにおいて私を選びました。
私も彼らを選び，イヒン人と呼びました。
彼らは実体コーポ界にいながらも自分を捨てて私に仕つかえていますが，彼らは霊的な世界で生まれたわけではありません。同様にその他の者は完璧な誕生を得られておらず，実体的な姿で，自分の肉体に霊魂が勝利を収められずにいます」
ジェホヴィはこう仰せになりました。
「私の息子，娘たちよ，私の葡萄ぶどう園に行き，剪定pruneしてきなさい。
私の地球の神とその主神たちに，東西南北，地上のあらゆる場所から天使を集めて，ワガ大陸に連れてくるようにお願いしなさい。
精霊エーテリア界の火の船であらゆる方向からワガ大陸を取り囲みなさい。
私は『ガンGan』の海と山の狭間にある大地の土台を切り崩し，いかなる支柱や礎石も私の手に留め置きません。
私は雨，風，雷を送り込みます。深海の水が大陸に襲い掛かり，大都市は海の中に飲み込まれます。
1,000の都市とマイMaiの豊かな谷が，海の水を前にして逃げ惑まどう男女の狂気の声で掻かき乱されることでしょう。
女や子供は途中で溺死し，男は水に落ちても這い上がれません。
オグOgの広大な平原には1,000の都市とペンジPenjの大首都，クーKhu，バルトBart，ガンGam，サインSaingの寺院がありますが，水没したら地上に出現することはありません。
大洪水の間，天界の空気は，破壊の中で響き渡る何百万人という定命の者たちの叫び声と悲鳴で溢あふれます。
私は彼らを闇から救済します。
私は彼らを予あらかじめ闇の霊魂のために用意したアジa’jianの領域に連れて行きます。そして私は彼らを教導する男神女神を任命し，私と私の王国を教えます。
これで地球とその天界は『居住可能な世界My habitable worlds』として新たな門出を迎えます。
このように私は自分が創造した場所で，私の上位天使に仕事を与えました」
ジェホヴィはこのように仰せになりました。

原文：OAHSPE – The 1882 Edition (English Edition)